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洗濯機【ドラム式と縦型】両方使って感じたドラム式のデメリット4選

drum washing machine

長年、縦型洗濯機を使ってきましたが、ドラム式洗濯機に変えました。

家族が増え、物干しの時間、取り込みの時間が苦痛になっていたからです。

目次

Panasonicの『NA-LX129AL』

購入したのはPanasonicの『NA-LX129AL』

タッチパネルとマットな質感にホレました。

※2022年発売の後継機種は『NA-LX129BL/R』

ドラム式を使いはじめて、洗濯ストレスは激減し、QOLが上がったので満足です。

ニャッキ

しかし、思っていたのと違う、注意点もあります。

ドラム式に変えて半年。

実際使用してわかったデメリット4つと、メリット5つをご紹介します。

デメリットには、対処法もご紹介します。

この記事はこんなあなたにオススメ

「ドラム式洗濯機を購入しようか検討中の方」

「縦型とドラム式、両方使った体験談を知りたい方」

「ドラム式をつかっていて、同じようなデメリットに悩んでいる方」

以下の内容は、Panasonicの『NA-LX129AL』についての記事です。
他メーカー、他機種では当てはまらい内容もあるかと思いますが、ご了承の上、参考にしていただければ幸いです。

ドラム式のデメリット4選

ニャッキ

ドラム式に変えたら、バラ色の人生が待っている…

ぱちキス

そう思っていた時期がありました

しかし実際には、思うようにいかない点もありました。

以下に使い始めてからわかった注意点、対処法も紹介していきます。

ドラム式のデメリット4選

  • 乾燥フィルターの掃除がめんどう!
  • 乾燥できない衣類がけっこうある
  • 色移りする
  • 衣類の傷みが早い気がする(乾燥のため?)

①乾燥フィルターの掃除がめんどう!

乾燥フィルターとは、乾燥時に出た糸くず・わたゴミがたまる場所。

一度の乾燥でも、フェルト状のゴミがかなりフィルターにつくので、掃除は毎回必要です。

ニャッキ

縦型洗濯機ではなかった作業です

本体上部に乾燥フィルターがあります

説明書にはこう書いてあります。

→「絞ったタオルなどでゴミを取り除く」
→「目詰りしたら水洗いする」

でも毎回タオルを使うのはめんどうだし、水洗いはもっとめんどう!

対処法

フェルトはフェルトに集まります。

その性質を利用して、「くるくるフェルト集め」方式を考えました。

わたゴミ自体を使ってゴミを集めます。

まず大きい方のフィルターのわたをペリペリとはがし、はがしたフェルト状のわたを使って、本体側の乾燥フィルター(奥)の掃除をします。

①乾燥フィルターを取り外します
②1回の乾燥でこんなにフェルトがたまります
③本体側の乾燥フィルター(奥)
④端っこからペリペリはがします
⑤爪を立てないように転がしていきます
drum washing machine_drying filter
⑥丸めます
⑦本体側は、丸めたフェルトを使ってゴミを集めます
⑧フィルターを痛めないように力を抜いて作業します

さいごに丸めたフェルトで、本体内に残ったわたゴミもからめ取って終了。

毎日のフィルター掃除は、この「くるくるフェルト集め」方式でやっています。

これなら、タオルや水洗いは必要なし。

ニャッキ

このフェルト集め方式にしてから、フィルター掃除がラクになりました。

ぱちキス

時々は水洗いして、わたゴミを洗い流した方がいいとは思います

②乾燥できない衣類がけっこうある

ドラム式にしたら、洗濯から乾燥まで、一気にできる!と思っていたんですが、意外に乾燥までかけられない衣類が多い。

乾燥できないもの(個人的見解)

  • プリントTシャツ
  • ボタンのあるもの
  • 縮みの気になるもの
  • クシャクシャになると困るもの (マスク等)

①熱で乾燥させるので、プリントTシャツは剥がれたり、ひび割れるのでダメですね。

②ボタン付きは、乾燥時ドラム回転の落ちる衝撃で破損するおそれがあります。

③縮みはある程度覚悟していますが、どうしても縮みが気になる服は取り出しています。

④クシャクシャになると困るマスク、ハンカチ等を取り出します。

対処法

けっきょく、洗濯終了で一度止めて、手干しするものを取り出してから乾燥を開始しています。

うちが乾燥機に入れるのは
「タオル」「肌着類」「縮まない、シワにならない衣類(ユニクロは強い傾向あり)」
といったところです。

③色移りする

ある時から、白物にうっすら青い色がつくようになりました。

ドラム式は少ない水で洗うため、色移りしやすいようです。

以下の対処で、色移りは気にならなくなりました。

素人対応ですので、あくまでご参考までに。

対処法

  • 中性洗剤を使用する
  • 色移り元の使用をやめる

・中性洗剤を使用する

使用していた「弱アルカリ性」の洗剤から、「中性」洗剤に変えました。

弱アルカリ性洗剤は、洗浄力が強いものの染料が流れ出てしまう可能性も高まるようです。

中性洗剤に変えても、汚れ落ちに問題はありませんでした。

・色移り元の使用をやめる

「麻の濃色タオル、紺色の手ぬぐい」

このあたりが色落ちもしていて、色移り元としてあやしかったので使用をやめました。

④衣類の傷みが早い(乾燥のため?)

縦型洗濯機は、衣類同士をこすり合わせる「もみ洗い」

ドラム式は、ドラムの回転で衣類をもち上げてから落とす「たたき洗い」

ドラム式は、衣類のからみが少ないので、縦型よりも衣類を傷めにくいです。

しかし個人的な感覚では、乾燥をかけた衣類は、それなりに痛むのが早いと感じます。

とくに縦型時代はもっと長持ちした「靴下」や「肌着」の痛みが早いと感じます。

ニャッキ

靴下、今まで空いたことのない所から穴が開きました

ぱちキス

子どものズボンなどで、ほつれた箇所があると、乾燥でほつれが広がるように感じます。

対処法(とは言えないけれど)

熱をかけて乾燥させるので、ある程度痛みが早いのは仕方ないと思っています。

長持ちさせたい服は、手干しするようにしています。

ドラム式のメリット5選

次に、ドラム式のメリット5つです。

  • 洗い上がりは申し分ない 温水で洗えるよろこび
  • 取り出す時のあたたかさ
  • 圧倒的に時短
  • 洗剤の自動投入機能が便利
  • 物干しまで1部屋で完了できる

①洗い上がりは申し分ない

ドラム式に踏み出せない懸念材料に、洗い上がりへの不安がありました。

縦型洗濯機は、たっぷりの水を使い、衣類同士をこすり合わせる「もみ洗い」
がんこな泥汚れにも強いです。

ドラム式は、ドラムの回転で衣類をもち上げてから落とす「たたき洗い」

小さな子どものいる我が家では、きちんと泥汚れが落ちるか不安でした。

ぱちキス

実際使用してみると、縦型とくらべて洗い上がりに遜色なし!

ニャッキ

泥汚れもちゃんと落ちてくれてますね

うれしいのは、温水で洗う機能がついていること!

そりゃあ温水のほうが汚れも落ちやすくなるはずです。

洗濯機内で、設定温度まで温めて洗濯してくれます。

冬場の洗濯でも、温水で洗ってくれるのはうれしいですね。

②取り出す時のあたたかさ

取り出す時の、冷たくて重い洗濯物。

ニャッキ

個人的に縦型洗濯機のストレスの正体って、実はこの洗濯物の重さ、冷たさだったかなと感じています。

ぱちキス

ドラム式の場合、乾燥後、洗濯物が「かるくてあったか~い」のです。

ニャッキ

使ってみてはじめてわかった、ドラム式一番の意外とうれしかったポイントかも

ぱちキス

人間、温度と重さによって、けっこう心持ちが変わるものだなぁと思います。

③圧倒的に時短

縦型時代は、洗濯物干しに20分。乾いた後、取り込み→たたんで収納10分。
合計30分が洗濯にかかる時間でした。

ドラム式に変えてからは、物干し5分。
一部の手干しを取り込み→たたんで5分。合計10分。

30分かかっていた作業が10分に。20分の短縮に成功しました。

ニャッキ

子どもの世話に追われる日々なので、時短はとてもうれしい

1日20分、1年で約121時間。

121時間は、約5日。1年でまるまる5日分の時間が生まれたんですから、これは大きい!

おかげで自分時間を増やし、このブログを書く時間もできました。

④洗剤の自動投入機能が便利

購入前はあまり気にとめていませんでしたが、地味に便利!

洗剤を測って入れる毎回の作業って、実は意外と工程が多い!

「洗剤を取り出す→洗剤を測る→こぼさないように注ぐ→フタして洗剤を戻す」

ぱちキス

そりゃやらなくて良いなら、ない方がよい!

かなりの容量をタンクに入れておけるので、
詰替えパックを1袋まるごと入れられたりします。

詰替袋をストックとして置いておくスペースを削減できるのも良いですね。

⑤物干しまで1部屋で完了できる

うちの洗濯機置き場は洗面所。

洗面所の天井にはホスクリーンを設置してありましたので、手干し類を洗面所内に干しています。

洗濯機から取り出した衣類を振り返ってその場で干せるので、とてもスムーズ!

ニャッキ

以前は物干し用のサンルームが少し離れていたので、比べるとかなりラクになりました。

ぱちキス

縦型時代は干す量が多いので、洗面所のホスクリーンだけでは収まらなかったからね

ニャッキ

ドラム式では、手干しは一部の衣類だけなので、角ハンガー1つで収まります

このように、洗濯機のすぐ近くに物干しスペースを作れれば、物干し移動がゼロで便利です。

まとめ

超個人的、ドラム式洗濯機のデメリットとメリットについてでした。

ドラム式のデメリット4選

  • 乾燥フィルターの掃除がめんどう!
  • 乾燥できない衣類がけっこうある
  • 色移りする
  • 衣類の傷みが早い気がする(乾燥のため?)

ドラム式のメリット5選

  • 洗い上がりは申し分ない 温水で洗えるよろこび
  • 取り出す時のあたたかさ
  • 圧倒的に時短
  • 洗剤の自動投入機能が便利
  • 物干しまで1部屋で完了できる

縦型とドラム式、両方使ってみて思うのは、実は縦型にもメリットがたくさんあったこと。

縦型時代は色移りしたことはなかったし、乾燥フィルターの掃除もなかった。

手干しですから、乾燥機に入れて熱を加えないわけで、そのせいか衣類の持ちがよかったと思います。

それでも、今はドラム式に軍配があがる。

将来、子どもが大きくなって洗濯物が減ったら、縦型に戻すかもしれませんが、今はドラム式一択!

というくらい頼りになる存在です。

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