家づくりはじめの 一歩なら

家づくりコンセプトと、イメージが固まるまでのステップ

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どんな家をつくりたいか、
どんな家に住みたいか、
全体イメージやコンセプトを考えるのは
家づくりの最初のステップです。

イメージやコンセプトが明確になっていれば、
間取り作りや、壁紙や建具を選ぶときに選択の軸ができます。

間取りや内装について、夫婦で意見が合わない!
ということがないように、イメージを共有しておくのは重要です。

とはいえ、私たちも手探りではじめた家づくり。
コンセプトらしきものが固まってきたのは家づくりもかなり後半でした。

ここでは私たちがどうイメージを固めていったかをご紹介するので
参考になればうれしいです。

目次

最初に影響を受けたもの

わたしたちの家づくりは、
この方のブログを読むことから始まりました。

しましまさんの、『20年後も素敵な家』

http://shimashima790.blog.fc2.com

妻がみつけて、夫婦でよく読んでいました。
目からウロコのアイデアやこだわり、
より良い生活のために考え尽くされた美しい内装、仕組み、しかけの数々。

しましまさんの家づくりへのパッション、発想、こだわり、
アイデアを形にしていくパワーに圧倒されました。

家づくりのアイデアでも、かなり影響を受けています。
特に、WICや高窓は、大いに参考にさせていただきました。

尊敬してやまない方です。

しましまさんブログの各記事は、『カテゴリ』からが探しやすいと思います。
コーナーごとに分類されています。

【全体コンセプト】歳月を重ねても住みやすい家

全体コンセプトは【歳月を重ねても住みやすい家】と考えました。

具体的には、ワンフロアで生活ができる家。

うちは2階建てですが、
歳をとって階段がつらくなったときには
メインの1階だけで生活できる家を目指しました。

ニャッキ

今思うと、実用重視のコンセプトですね

①洗濯ものは1階に干せるように

毎日、1階の洗濯機から洗濯ものを運んで、2階のベランダに干す。
そんな作業はとてもつらいと思いました。
ましてや歳をとってからなら、なおのこと。

ニャッキ

実家の母はこれを毎日やってますが、すごい…。

そのため、1階に物干しコーナーをつくりました。
共働きなので、夜部屋干しできることも重要でした。

②夫婦の寝室も1階に場所を考えておく

将来、1階に夫婦の寝室となる場所も考えておきました。
具体的には和室です。
二人分の布団を並べられるスペースを確保しました。

③段差はなくした

”小上がりの和室”へのあこがれは強かったのですが
バリアフリーの観点と、
回遊動線をつくりたかった事情から、
小上がりの和室はあきらめました。

ぱちキス

回遊動線、子どもたちが楽しく
グルグル走り回ってくれるので、よかったな

【色彩コンセプト】木目とホワイトを基調にしたナチュラル系

内装の色彩は、数種類の木目と、ホワイトを基調に調和させたいと考えていました。
シンプルですが、素敵に実現できたと思います。
差し色的に、ブルー系の色味を壁紙等に使用しています。

部屋はなるべく四角く正方形に

部屋は四角く、できるだけ正方形に近いかたちにとるように心がけました。

これは私の経験則からです。

①実家の自分の部屋に邪魔な壁があり、模様替えに制限があったこと。

②仕事でオフィスのレイアウトを担当していたのですが
できるだけ正方形に近い部屋のほうが自由度が高く、
レイアウトしやすく、また変更にも対応しやすいのです。

こういった経験から、
家づくりでも、できるだけスペースは四角くとるように心がけました。

これは正解だったと思っていて、
住みはじめて何度か模様替えをしていますが、
正方形に近い部屋の方が、模様替えの選択肢が多く、楽しめます。

コンセプトが見えるまでの4ステップ

①ネット画像でイメージ作り

まず最初にやったのは、
ネットでイメージに合う画像を探すことでした。

Googleの画像検索で
『家 ナチュラル』と打ち込むだけでも下の画像のような結果が出ます。

これは!と思う画像のページを見に行ったり
画像を保存してストックしていきました。

自分の好きな雰囲気って、自分でもわからないもの。

画像をみて、「こんな雰囲気が好きだなぁ」と
思うものを集めていくと、自分の好みが見えてくる。
そんな作業でした。

②ルームクリップでイメージを具体的にする

スマホアプリのルームクリップは
かなり参考にしました。

『ルームクリップ』
https://roomclip.jp

Google画像検索だけでは見つからない、
こだわりのお部屋を探すことができます。

アプリ内では、商品型番で検索しても結構画像が出てくるので
気になる建材の型番を検索して、
具体的な使用例を参考にしました。

③街を歩き、素敵な家を探す

地味ですが、かなりおすすめです。

近所を散歩したり、
立ち寄った街で素敵な家を探しながら歩きます。

本の写真やネットの画像と違い
立体でみる実物の家は情報量が違います。

360°どこから見ても素敵な家は、
やはりこだわりが行き届いています。

そういった家は、夫婦で見に行ったりして、参考にしました。

ぱちキス

不審者と思われない程度にね

④イメージ集をつくる

気に入った画像を集めて、
パワーポイントやエクセルに貼り付けて、
イメージ集を作るとよいと思います。

写真を印刷して、
ファイリングして紙面でイメージ集をつくるのも良いと思います。

これがあると、夫婦でイメージを共有できますので
その後のイメージの食い違いを防げます。

まとめ

コンセプト

我が家の全体コンセプトは、
【歳月を重ねても住みやすい家】です。

こだわったのは下記の3点

①洗濯ものは1階に干せるように
②夫婦の寝室も1階に場所を考えておく
③段差はなくした

色彩コンセプトは、飽きのこない
【木目とホワイトを基調にしたナチュラル系】

部屋はなるべく正方形にとる、ということも意識しました。

コンセプトが見えるまでにやった4ステップ

コンセプトが見えてくるまでにやったのは、下記の4点。

①ネット画像でイメージ作り
②ルームクリップでイメージを具体的にする
③街を歩き、素敵な家を探す
④イメージ集をつくる

以上です。
参考になればうれしいです。

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