家づくりはじめの 一歩なら

家の購入、何から始める?注文住宅にたどり着くまで

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2018年、注文住宅で家を建てました。
ここでは、家の購入を考え始めたきっかけから、
住宅購入にたどり着くまでの流れをご説明します。

目次

住宅購入にたどり着くまで

家賃、払い続ける?

2016年の2月ごろ。
私達夫婦は、住宅購入を考え始めました。
きっかけは、日銀のマイナス金利政策のニュースを見た時でした。
マイナス金利って何だ?
「どうも、住宅ローンの金利が有利になるらしいぞ」
始めはそんな調子でぼんやりと、
住宅について考え始めたのです。

ある時、妻が言いました。

ぱちキス

このまま家賃を払い続けるのはもったいないよね

たしかに、賃貸なら家賃を払い続けなければなりません。
持ち家なら、いつかローンは終わりがきます。
そして始めるのが早い程、ローンの終わりも早い。

当時の賃貸マンションは、
条件のよい住まいだったと思います。
県内でも人気のエリアで、大型の最寄駅まで歩いて8分。
子どもの保育園までは徒歩5分。

築40年以上の賃貸マンションですが
築年数が経っている分、安く住めました。

立地良し、家賃良し、
しかし、部屋に不満もありました。

住んでいたマンションへの不満

収納力

古いマンションなので、収納は押入れでした。
奥行きはあるのですが、奥のものが取り出しにくくて使いにくい。

2歳になる長女の服や玩具も増えはじめて、
どうにも物が収まらない状況に頭を悩ませていました。

洗濯機を回す時間に気を使う

共働き夫婦のわたしたちは、夜、洗濯をします。
次の日子供が保育園に持っていく服やふきんを洗う必要があるからです。
マンションでは、縦型洗濯機を使っていました。
これが困りものでした。

下の階の方の迷惑にならないように、
さすがに夜の10時を過ぎると、洗濯機を回すのは気が引けます。
忙しい日は、つい洗濯を始めるのを忘れてしまい困った、
ということが何度もありました。

洗濯物の干し場に困る

洗濯物の干し場に困りました。
浴室乾燥機なんて良いものはありませんでしたので、
夜中、ベランダに干しておくか、室内です。
大抵は室内干しにしていたのですが、
見栄えも悪いし、場所を取る。
結構ストレスでした。

将来は、さらに手狭になる

住んでいたマンションは、3LKで70㎡程でした。
子供が大きくなってきたり、もし二人目の子ができたりしたら、
今のマンションは手狭になる、と感じていました。

子供が小学生になる前には、生活の拠点を決めたかった

当時子供は、2歳になる長女だけでしたが、
子供が小学生になる頃には、生活の拠点を決めておきたいと思っていました。
小学生になってから転校というのは、なるべく避けたかったのです。

こう思うのは、自分が子供の頃、親が転勤族で、
小学生のときに何度か転校しているのが大きいかもしれません。
仲の良かった友達と離れなければならないこと
新しい学校に慣れるまで大変だったことの経験から、
子供にはそんな思いをさせたくないなと思うところがあります。

こういった理由から、
家について、動くなら今だと思ったのです。

ここから、休日はほぼ毎週のように、
住宅関係の情報収集にあちこち出掛ける日々が始まりました。

ぱちキス

間取りを見たり、物件探しをするのは大好き!

ぱちキス

それでも、探し始めると大変でした

手探りで情報収集へ

はじめは新築マンションの見学へ

最初から注文住宅を考えていたわけではありません。
まず考えたのは、マンションでした。
何から始めていいかわからない手探り状態で、
情報も持っていませんでしたので、まずは近所の新築マンションの見学会へ向かいました。

新築マンションの見学会は至れり尽くせり。
きれいな打ち合わせブース。
お菓子やお茶、丁寧な接客でもてなされます。
きらきらの写真やCGでいっぱいのパンフレット。
実際の部屋を数部屋、見に行きました。

住宅ローン査定

マンション見学会に行くと、実際借りるかどうかはさておき、
住宅ローンについて、いくらまで借りられるかの査定を無料で出してくれました。
うちの場合、5000万程までは住宅ローンを組めるという査定が出ました。

すると営業マンからは、
5000万円の部屋を勧められました。
住宅ローンがギリギリ借りられるからという理由で…。

ぱちキス

いやいや、借りられるのと、
問題なく返せるかどうかは別問題でしょ

その話は受け流しましたが、
住宅関係の営業マンは結構ガツガツくる人が多いですね。

よく聞いた営業トークとして
「他にもこの部屋を気に入っているお客様がいて、すぐにも決まってしまうかもしれません!」
「今月中に決めてくださいましたら、キャンペーンで値引ができます!」

等々、あの手この手で話を進めようとしてきます。
本当に気に入った物件ならよいのですが…
モヤモヤを残したまま決めたくなかったので、
営業さんのトークは、結構のらくら受け流していました。

中古マンションも検討したが

次に、不動産会社の事務所へ行き、物件探しを始めました。
同時に、スーモなどの住宅情報サイトで、自力でも物件探しをしました。
最寄り駅は変えたくなかったので、検索範囲は近隣情報。

中古マンションをいくつか見に行きました。
しかし、購入したいと思う程の物件には出会えませんでした。

マンションでは問題を解決できそうにない

マンションの見学をしましたが私達の悩みは解消されそうにありませんでした。
まず、マンションでは、手狭感が解消されない。
大抵のファミリータイプのマンションは、広くても75㎡程。
家族が増えれば、手狭になるのは目に見えています。
収納スペースが足りそうにないし、
上下階の住民に気をつかう生活に変わりはない。

高額のローンを組む割には、マンションでは暮らしが良くなるイメージが持てませんでした。

それと私達が見ていたマンションの場合、
自動車や自転車をもっていれば、駐車場代・駐輪場代が毎月かかり続けます。
せっかく家を購入するのに、
駐車場代・駐輪場代がかかり続けるのは、なんだかモヤモヤしました。

次に見たのは、建売住宅

マンションでは、悩みを解決できそうにないため
次に検討したのは、建売住宅でした。
検討エリア内の分譲地情報を見つけては、見学に行きました。

しかし、すでに立地と間取りが決まっているのが建売住宅。
これぞ!という立地、間取りにはめぐり会えませんでした。

気づいたこと、マンションと戸建ての価格差

マンションも戸建ても価格差があまりなかった

マンションと建売戸建てを、複数見てきてわかったことがありました。
マンションも戸建ても、価格差があまりないことです。
マンションも戸建ても、私達のほしい条件で検索していくと、
相場観としては4000万~4500万の間の物件が多くありました。
広さは、マンションが広くても75㎡なのに対して
戸建て(2階建て)なら120㎡程あり、倍近く広くなります。

マンションの場合は、駅近等の条件が良ければ
もしも手放すことになった場合にも、
価値が落ちにくいというメリットがあります。

しかし、私達はずっと住み続けるつもりですので、
それならば、戸建ての方が私達の希望に合っているんじゃないか
と考えるようになってきたのです。

これ以降は、マンション探しはやめて、
戸建ての購入検討を進めました。

長くなってきたので、戸建て検討については、
記事を分けて書きたいと思います。

家探しは大変

家探しをはじめてから、
毎週のように見学会や不動産屋に行っていました。

出掛けて、物件を見て、なんだかんだ話を聞いていれば
それで1日おわってしまいます。

2歳の子供を連れての外出でしたので、非常に疲れます。

当時は知らなかったのですが、
ブログを書き始めて、こんなサービスがあることを知りました。

『タウンライフ不動産売買』

ネットから希望条件で依頼すると、
物件情報を一括で送ってくれます。
しかも無料。

もっと早くこのサービスを知っていれば…!

自宅にいながら、
物件情報を比較できるので、
貴重な時間を無駄にせずに済んだかもしれません……。
ご参考までに。

このつづき、理想の土地に出会ったけど【建築条件付き土地】で苦しんだ話はこちらです。

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