家づくりはじめの 一歩なら

【理想の家づくり】家をもちたいと思ったら

home

この記事では、もう一度家づくりをするならこうしたい【理想の家づくり】を書いていきます。

私たちは「建築条件付き土地」で家を建てました。

でも「もう一度家づくりをできるならこんな風に建てたい!」と思う方法があります。

「家をもちたい」と思ったときの参考になればうれしいです。

この記事はこんなあなたにオススメ

  • 将来のため家がほしいけど、どんな選択肢があるんだろう
  • 「家」を持つための第一歩をふみだすための情報がほしい

この記事は主に丹羽修さん著『家を建てたくなったら』を参考にしています。

家づくりの基礎知識を学ぶのにとても参考になる本です。

目次

理想の家づくり

私が考える理想の家づくりは、「建築家と一緒に建てる家」です。

私たちは「建築条件付き土地」で家を建てました。

建築条件付き土地では、指定された施工会社で建てることになります。

ニャッキ

施工会社の間取りがしっくりこなくて間取りができるまで苦労しました。

まだ土地探しをしていた頃、いちど地元の建築士の方の事務所へ行きました。

その方が設計した自宅兼事務所でお話したのですが、家づくりのこだわりやアイデアなど、ワクワクする話をたくさん聞けました。

ぱちキス

この方と家づくりをできたら素敵だろうなと思っていました。

ニャッキ

しかしその後「建築条件付き」の土地にひとめぼれ。

建築条件付き土地で契約してしまったため、建築家と建てる家は夢となってしまいました。

しかし今思えば、建築家と建てる家をあきらめなければよかったなとも思うのです。

その理由をこれから書いていきます。

建て主・施工者・設計者の関係

【住む人】   建て主
【建てる人】  ハウスメーカーや工務店
【設計する人】 設計士

家づくりにはこの3者が登場します。

3者の関係ですが、ハウスメーカーや工務店を窓口にして建てる場合と、建築家と立てる場合では関係が変わります。

図で表すと次の【A】と【B】のようになります。

【A】ハウスメーカーや工務店が窓口となる場合

ニャッキ

私たちも、この図のようにハウスメーカーの営業マンと打ち合わせを進めました。

ぱちキス

設計士の方とは会わないのが基本でした。

ニャッキ

設計士の方との打ち合わせは、数回同席していただく程度でした

【B】建築家と建てる場合

建て主は、建築家(設計士)と設計契約を結び、工務店とは工事契約を結びます。

この場合は、建て主と設計士である建築家が、直接やりとりしながら家づくりを進めます。

建て主としては、図面を書く人と直接会って話をするほうが、こちらの思いや希望を伝えやすいのは当然のこと。

設計士側も、実際に建て主と会って話をするほうが、その人の人となりや、家への思いも理解しやすくなります。

【A】ハウスメーカーや工務店で建てる場合、
建て主↔ハウスメーカー(設計士)という一対一の関係になり、建て主は建て主だけでがんばることになります。

【B】建築家と建てる場合は、
建て主と建築家、工務店がそれぞれパートナーとして、対等な立場で家づくりを進められます。

それは建築家と工務店の間に、金銭のやりとりがないから実現できることでもあります。

建築家は現場監督でもある

私たちが苦労したことのひとつは、現場の不具合を自分たちで指摘する必要があったことです。

実際の建築がはじまってから、何度か現場に見学に行ったのですが、材料の間違いや仕様の間違いが何箇所もありました。

そういった現場の指摘を、素人である私たちがする必要があったのです。

ニャッキ

営業マンが現場を確認してはくれますが、その営業マンが手配を間違っていたりするのです。

また、ハウスメーカーと工務店は金銭契約を結んだ一体の立場。

施工中に問題が起きたとして、正直に建て主の立場になって対応してくれるとは限りません。

ぱちキス

私たちの場合も、自分たちで気づかなければ、そのまま完成していたことでしょう。

建築家と建てる場合は違います。建築家は設計だけでなく、現場監理の仕事も行います。

工事開始後、建築家は現場へ足を運び、設計通りに工事が進んでいるかを確認し、設計図よりも良い家になるように現場担当者と協議交渉して工事を進めてくれます。

建築家と工務店は直接の契約はありませんから、建築家は第三者の立場で現場をみて品質管理を行えるんですね。

建築家と建てる場合のお金の話

建築家に設計を依頼する場合、「設計監理料」が工事費とは別にかかります。

金額は、工事費用の10~15%が目安。

工事費用が2500万の家を建てるとして「設計監理料」が10%の場合は、250万円がかかります。

これを高いとみるかですが、一概に高いとは言えないと思います。

ハウスメーカーで建てる場合も誰かが図面を書き、その費用は販売価格に上乗せされています。
広告費や営業マンの人件費、モデルルームの維持費などもかかります。
これらは、見えない費用となって、実は販売価格の中に入っています。

ニャッキ

私たちが「建築条件付き土地」で建てた家の場合、見積書はとても不透明でした。

ぱちキス

施工会社は指定ですから、相見積もりが取れません。

坪単価で基本金額が決まっていて、仕様を変更したとしても減額はありませんでした。

建築家の場合は、工務店からあがってきた見積書が適正価格かどうか、プロの視点でみてもらえます。

予算オーバーの場合は満足度のを下げないように、減額する手段もあるでしょう。

ニャッキ

私たちが会った建築家は、子供部屋のクローゼットに扉をつけず、カーテンにすることで減額し、使い勝手も良くなることを教えてくれました。

どうやって建築家をさがすのか

実際これがむずかしい。

私たちは、ネット検索で近所の建築家事務所を探しました。

地域の建築家をさがす場合、実際に会いに行くことは重要です。

建築家をさがす方法をいくつかご紹介します。

建築家紹介サイトでさがす

インターネットでさがすには、「建築家紹介サイト」が便利です。

SNSでさがす

Instagram」や「Pinterest(ピンタレスト)」を利用して建築家をさがす方法もあります。

検索するときには、ハッシュタグの利用が効率的です。

ハッシュタグの例

#建築

#建築家

#設計事務所

#注文住宅

検索でさがす

Googleなどの検索サイトで検索するのも有効です。

「地名(○○市) 建築家」などで検索すれば、地域の建築家を見つけられます。

建築家のサイトでは、建築事例をよくみて、好みの建築家を探してみてください。

まとめ

私が考える理想の家づくりは「建築家と一緒に建てる家」です。

・建築家と建てる家は【住む人】【建てる人】【設計者】が対等な立場で家づくりを進められる!
 (ハウスメーカーや工務店との家づくりでは、設計者に一度も会わない場合もある)

・建築家は現場監督でもあり、設計通りに工事が進んでいるか、設計図よりも良い家できないかを検討して工事を進めてもらえる。

・建築家に設計を依頼する場合「設計監理料」が工事費とは別にかかり、相場は工事費用の10~15%。

・建築家をさがすには【建築家紹介サイト】【SNS(InstagramやPinterest)】【ネット検索】などの方法で探す。

以上「理想の家づくり」についてでした。参考になれば幸いです。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

コメント

コメントする

目次