便利に使えるコンセントの高さって?
ユニバーサルデザインでは床から40cm
多くの住宅では現在でも、
コンセントの床からの高さは、20~30cmが一般的です。
しかし、ユニバーサルデザインでは、床から40cmが推奨されています。
『ユニバーサルデザイン』とは…
UD資料館 https://www.ud-web.info
特別な製品や調整無しで、最大限可能な限り、
すべての人々に利用しやすい製品、サービス、環境のデザイン
これを知った時、「確かに……コンセントの位置って20~30cmより、もう少し高い方が使いやすそう!」
と感じました。
そこで、家づくりの時に、コンセント高にユニバーサルデザインを取り入れてみることにしたのです。
ぱちキス家のコンセントは基本的に、床から40cmの位置に設置しました。
(一部は、あえて高さを変えて設定した箇所もあります)
思い返せば、これまでの家はコンセントの抜き差しで、
かがむのが面倒でした。
これは非常によかったです。
住み始める前は、「40cmはやっぱり高すぎるんじゃないか」
「使用中のコンセントに足がひっかかって危ないんじゃないか」と不安もありましたが
住み始めてみると、かがまずにコンセントを使用できる快適さの方が勝ります。
常時挿しっぱなしになる位置では、念の為コーナータップを使用して
コードが下を向くようにしています。
腰高コンセントをもっと作ればよかった
リビング等にいくつか作った腰高コンセント。
これは非常に便利なので、もっとたくさん作ればよかったですね。
どこに腰高コンセントを作るかは、設計時はイメージするのがとっても難しいのですが
今思い返してみると、『カウンターや棚の近く』かと思います。
キッチンカウンターには、携帯電話を置くことが多いので、
近くにコンセントがあると便利です。
カウンターが長い場合には、2箇所くらいコンセントをつけて置くと良いかもしれません。
それから、可動棚を設置する場合には、
その面にひとつはコンセントをつけておくことをオススメします。
うちでは一部の可動棚の奥に、腰高コンセントをつけましたが、
家電の充電時に便利です。
以上、コンセントの設置高についてでした。
参考になれば幸いです。
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